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サツマイモの病害虫
イモキバガ
葉の一部が二つ折りになり、内側から食害される。
葉を開くと、淡緑色で体の前半部に黒い帯と白い帯のある
派手な衣装のイモムシがとびだす。ごく普通に発生する。
エビガラスズメ
お尻に尖った突起のあるイモムシが葉を暴食する。
衣装もちで、成長に合わせていろいろと変わった色彩の
ものに取り替える。ときどき突発的に大発生する。
ヒルガオハモグリガ

葉の一部が透かしになり、葉の裏では小さな
イモムシが糸を
つむいで集まる。

コガネムシ類

土の中で肥大中のイモの表面が齧られる。

ブイブイ(ブンブン)の幼虫が食い散らかした結果で、

芋を腐らせる病原菌の足掛かりともなる。

黒斑病
収穫時に内部が腐り始めていることもあるが、
通常は芋を掘った直後から表面が褐色になり、
内部も黒くなって腐敗が進む。
アワダチソウグンバイ

葉に点〜小斑紋の褐色部が現れる。
葉の裏に軍配のような形をした小さな淡褐色の虫が
集まって会食(汁を吸う)をする。
実害はほとんどない。